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どうなるマルチメディア放送

マルチメディア放送って何?
そう聞かれると困るが、FM東京が作ったサイトを見れば、ある程度の答はわかるだろう。
V-Lowマルチメディア放送ともいう。
で、それを一般化させるためにつけた愛称がi-dio、その下にAmanekチャンネルがあったり、TS ONEチャンネルがあったり、Crimson FMがあったり、Creatorsチャンネルがあったりする。
他にもKANSAIチャンネルとか、地域によって色んなネーミングのチャンネルがある。
他にもBICとか、VIPとか、地域の冠をつけた○○マルチメディア放送とか。
なんだろ、これ。
一般の人にとって、何が何だかわからない構造になってはいまいか。


何を考えてこんなややこしいネーミングにしたのだろう。
それに地方自治体に販売するために、V-ALERTという用語も使う。
展開する側にコンセンサスがないまま、その都度その都度何らかのレッテルを貼るしかなかったのだろう。
名前が普及する前に、言葉(記号)が混乱している。
ムーブメントを起こす側が絶対にやってはいけないことではないか、単純化できないものは人々に伝わらないのは鉄則だろう。


で、その混乱は、官庁がらみで進んでいる。
もはや、FM東京が進めてきた方策は、嵐の中で錐もみ状態だという人もいる。
いわく、民放連全体でバックアップできる体制ではない。
NHKを絡ませられなかったのが、一番の問題だ、とか。
ミュージックバードで犯した愚の再現をまたなぜやるのだろうと私も思う。
こういうことに何百人という関係者が右往左往している。
そう、これで何らかの成功が待っているなら、やる気も生まれようが、どこに成功という旗が見えるだろうか。
毎日、意味もわからず塹壕を掘っている。
そこにどんな夢が語られようか。


今からでも遅くない、まずネーミングを単一化、単純化することだ。
ややこしいものを一つの言葉で語られるようにすることから始めるべきだ。
FM放送という言葉で、かつて新しいサービス放送を確立させたみたいに。
シンプルでないものは、多くの人々に伝わらない。
関係者が頭の整理ができない現状では、最善の策など生まれようか。
マーチャンダイジングの失敗、それはもはや否定できないだろう。


私の後輩が関わっている自治体関連との提携は、少しずつ前に進んでいるという。
これだけでも成功させたいと彼らは願っている。
しかし、それで全体の収益構造が好転することを想定するのは困難だろう。
好転する前に、投資費用が枯渇するという危惧は消えない。
マルチメディア放送という業態を成功につなげるには、人的にも金銭的にも不足しているのが現状だろう。
不足しているからそれを補足しようと思っても、それを調達することが果たして今の主体に可能だろうか。
それは辺境からやってくるのかもしれないと前に書いた。
ただし、関係者にそれを受け入れる度量があるかどうか。


日々干上がるマルチメディア放送という湖。
それでも、そこに住む魚たちは少ない水の中でピチピチはねている。
そこに慈雨はあるのだろうか。
無駄にはねても、助けの水の流れは訪れはしない。
さて、これからどうするのだろう。

ラジオ・メモランダム

久しぶりにラジオ業界と接触。
聞こえてくる話は、投げやりなものが目立つ。
どうしていいのかわからないのだろう。
ラジコもワイドFMも何ら突破口になっていない。
皆さん、それなりに努力はしている。
しかし、そこから未来を描けないのだ。
じゃ、お前に描けるのかと聞かれても困るだけだが。
何しろ、情報が外に出てこない。
ラジコの実際の聴取動態が公開されないのも一因だろう。
レーティングの数値を示されるより、よほど広告業界の参考になる。
とはいえ、公にしたとたん、いきなり出稿止められる可能性もあるので、そんな冒険はできないだろうな、サラリーマンなら。


レーティングといえば、この2月の調査でついにTBSラジオの数字が1%を切った。
引き続き全局1位にかわりないのだが、その数字は0.9%。
ここ3回の聴取率調査の数字を並べると、1.3→1.0→0.9と下がっているのだ。
関係者は少なからずショックを受けているという。
統計学的には誤差の範囲とはいえ、基本的に印象操作的な色合いが濃いラジオのレーティングにとって、1%を切ったというのはマイナス材料でしかない。
もはや他のラジオ局と大して変わらないという印象でしかなくなる。


では、どうしてそうなったのか。
私の意見を最初に書くと、大沢悠里さんの番組が終わり、永六輔さんの番組がなくなった影響があるのではないかということ。
後番組担当の伊集院氏もナイツもそれなりに検討しているのは事実だが、如何せん番組から伝わる厚みがない。
そこからどこへも深まっていかない、という感じが私をイライラさせるのだ。
だから、聞くのをやめてしまう、ま、そういうやや老年人口が2割程度出てきているのではないか。
このまま、1%を超えることがなければ、私の意見はまあまあ当たっているのではないかと思うが、次回のレーティングではどうなるだろうか。
別の方の意見を次に書く。
ラジコのタイムフリーが始まり、別に生で聞く必要がないからだというのだ。
これは、わからないでもない意見だ。
総数は変わらない(あるいは増えている)が、数字としては出てこないのではないかと。
ただ、聴取率調査は日記式なので、たとえタイムフリーで聞いていても、実タイムで聞いたと書き込む可能性はあるのではないだろうか。
今の調査用紙がどういうものかわからないが、もしタイムフリーで聞いたものを別回答するようになっているのなら、こういう危惧は必要ないかもしれない。
実際、タイムフリー調査にもなるので、そういう聞き方をすべきだと思うのだが、どうなのだろうかそのあたり。


そういえば、NHKのラジコ版、「らじるらじる」が近くラジコに参加するという話を聞いた。
経費が高すぎるので「らじるらじる」をやめたいらしいのだ。
それが可能なら、私もうれしい。
NHK第二放送の語学講座がタイムフリーで好きな時間に聞けるからだ。
(今も聞けないことはないが、マイ語学に登録したりしないといけないし、出席数もチェックされるので鬱陶しい。)
もちろんラジコ関係者もそれなりの金が入ってくるからウェルカムだろうな。
ただし、民放関係者がどう思うかはこの際触れないでおく。


ということで、ラジオ業界の未来はまだまだトンネルの中。
早く抜けられる方法を確立してほしいと心から願っているのだが。

ふと気づく

ふと気づくと、2月は一度も更新していなかった。
何をしていたのだろう、こんなに日があいているとは思わなかった。
寒い間、脳がしばし冬眠していたのだろうか、他の作業はしていたのにブログへ意識が行かなかった。
2月は本当に早くすぎますね。

今日、テレビで「アナと雪の女王」やっていたので、つい見てしまった。
映画館で見たのは、もう3年前になるかなあ。
個人的な感想を言うと、吹き替え版よりも字幕版の方が、歌の部分の展開がリアルな感じがした。
松たか子のヴォーカルも悪くはないのだが。

映画といえば、昨日は「スノーデン」を見てきた。
オリバー・ストーンらしい映画。
「プラトーン」「サルバドル」「ウォール街」「7月4日に生まれて」等、初期作品はよく見たが、久しぶりに見た彼の映画。
いつも無力感しか残らないが、これで何かを考える人が増えるのであればいいのにと思う。
知らない世界が、まだまだ一杯窓の向こうにある。
それを恐怖と思うか、どうでもいいと思うか。

2017 簡単な感想

2017年に入り、1か月が経とうとしています。
今年の話題は、何といってもトランプ新大統領。
もはや、何が本当なのか、何が誠実なのか、わからなくなりました。
革命に暴力はつきもの、少々の荒い表現は当たり前なのかもしれませんが、もう少し静かに時代を動かすことはできないのでしょうか。
追随する我が国の為政者も、きわめて危なっかしいです。


経済的にどうなるか、何を根拠にと思っていた「今年は日経平均株価3万円もありえる!」が戯言にしか聞こえない状況。
人心がこれだけ揺らいでいるのに、経済成長なんてありうるのでしょうか。
それとも、アメリカでの騒動は、テレビの中だけの話で、我々はおとなしく生産に従事していればいいのかな。
ネットで、子供のようにアナーキーな発言をする連中、どこまでこんなライフスタイルを続けるのだろう。
目をさまして、ネットに流れるtextに脊髄反射して、自分が納得するまで自己表現をやめない。
そんなライフスタイルに飽きるのはいつなのだろう。
その繰り返しの中で、財産になることって何だろう。
とにかく気に入らない連中がへこんでいくのが楽しいのか、いじめと同じマインドセットだね、でも、それであなたが得たアセットって何?


ラジオ業界、少し残念な結果。
ワイドFMは普及しても、SIUは下がった。
つまり、AMからFMへ移ったリスナーは相当数いたが、新しいリスナーの獲得には必ずしも成功していない。
FM波を維持するための費用は稼げていない。
さて、どうする?一部の局がお願いしているように、AMでの放送をやめますか?
AMとFMの両波を使った別のビジネスモデルをもう少し考えてからやればよかったのに。
いや、もちろん成算があったはずで、これは想定外の事態だったということなのだろうか。


前も書いたが、いつまでも借金の過払いスポットは続かないだろう。
何とか事務所なんか儲かりすぎて、経費を増やす方策としてラジオに宣伝費をばかばか投資しているが、3月の決算期で今後どうするかを決めないといけない。
石油は無尽蔵ではないのと同じ理屈、さて、それでもまだ掘りつくすのか。
ラジオの営業さんは、たぶん戦々恐々としているのだろうな。


V-Lowもここ数か月で何らかの形で落ち着くだろうという言葉も聞きました。
ま、あのミュージックバードを何とか維持しているTFMグループですから、形だけ残すノーハウは豊富なのでしょう。
しかし、ローカルのMMはどう処理するのかな。
放送業界はAbemaTVやらNetflixやら4K8Kなど大変にぎやかですが、もはや利益を無尽蔵に生み出す業界ではなくなっているようです。
いわゆる維持費が経営を圧迫するのは目に見えています。
そんなに新しい需要を喚起できる業界ではありません。
というか、今の放送業界にその力はない。
辺境からやってくる未知のものに何かを期待するしかないでしょうね。
さて、本当にやってくるのかな。

new year~!

2017年になりました~!
グズグズの紅白を見ながら、何とか2016年を終えることができました。
今年の12/31、終えることができるのか、そのリスクは年々高まるでしょう。
日々、悔いのない人生を過ごす、それが最低限の私の使命かもしれません。
最近、文章を書く機会が減り、表現力が低下しています。
使わないと、人の能力は衰えます。
わが身に、その兆しを感じる年になりにけりです。
今年は、月に1度ではなく、何かを表現できる機会を増やしたいです。
えらそうに、空から地上を俯瞰しているふりをしている場合ではありません。
ということで、何ができますか、皆様今年もお付き合いください。

Appendix

四季の花時計

プロフィール

フロムさん

Author:フロムさん


100以上の番組、ライブを中心としたイベント、舞台、映画など、専らクリエイティブな世界に身を置いて30年。
言いたいことは一杯あっても、口に出せないことだらけ。
せめてはその一部でも書き残そうと試しに作ったブログ。
いつまで続くかは皆さん次第。


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