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続き)何故に私の古巣のFM局が凋落していったか~

村上春樹の本を何故読むようになったか、それは、ある音楽プロモーションの会社の方と会ったことがきっかけだった。

少し時間があったので、本屋さんに寄ったら、村上春樹の「1Q84」が文庫化されていて、それで買って読んだんです。前から読みたいなと思ってたから。それで、フロムさんは読まれましたか?


その人と本の話をするのは初めてだった。
なにしろ、音楽業界の人間と話すのは、CD関連の話ばかり。
後、雑誌の話は時々するが、純文学の話などほとんどする機会がない。
放送局の人間もそう。
私の親友は、サブカルチャーの先端的なスノッブ系の書籍(!)の話はするが、放送局の若い連中が本を読み漁っている姿をほとんど見たことがない。
仕方がないかもしれない、それらはネットでいくらでも見れるからだ。
村上春樹をどう思うと、現場の連中に問いかけると、いきなりパソコンのキーボードを叩き、しばらくして何だかんだと言いはじめる。
いや、君の頭の中にある村上春樹の世界を聞いているのだが・・・。


メモリに村上春樹の情報がない、だからネットから情報を集める、それが何か?


音楽プロモーターの方の話に戻る。
村上春樹の「1Q84」を読みましたか?どう思いますか?
その人の問いかけに答える言葉を失った。
どう思うと言っても、あの人の世界は私にはよくわからない。
「ノルウェイの森」「ダンスダンスダンス」「海辺のカフカ」、セックスシーンばかりが思い出される。
村上さんって、人生の1/3は男女の裸の交わりなのだろうか。(少しうらやましい)


性の交わりを書くことによって、この人たちは人間の資格がある人たちです、と彼は言っているのかもしれない。
性なくして、人々の最高のイデーは描けない。
そう思っている人々が世界に一杯いるようだ。
皮膚感覚と脳機能がリンクしてこそ、人間は文化の最先端におられるんだと思う人たち。
残念ながら、私はそんな高尚な位置にはいない。
おとなしく、人々の輪から離れ、小さくなって空を見ている。
「1Q84」、ますます私にはわからない。


で、「何故に私の古巣のFM局が凋落していったか~」を書く話。
セックスシーンがあれば、多分納得する人々が増えるような気がする。
FM局が元気な頃、笑えるような話はいくらでもある。
みすぼらしい私の体験もシャレですませることもできるかもしれない。
でも、そんなシーンを書いて、私は納得できる自分を見出すことはできない。
村上春樹さん、あれで毎回何を納得しているのだろう。
人間の中のどろどろした部分を表現することによって、何かストンと腑に落ちることがあるのだろうか。


考えたら、FM局が元気だった頃、社員の平均年齢は30歳前後だった。
一人一人が燃えたぎる身体を持ち、日々それが発散できる場を求めていた。
光と影、そのどちらも、愛すべき人々の営みだった。
そりゃ、セックスシーンだって、ふんだんに語ることができただろう。
そして凋落した今、そこにあるのは淫靡な言葉でしか表現できない世界。
権力者が欲望のままに性をもてあそぶ、そんなもの誰が表現したいものか、死ね、愚か者たち。


ということで、まるで見世物小屋の口上みたいな話になった。
「蛇女がでてきますよ~!」と叫ぶ私、はは、お笑いだ。
何故に私の古巣のFM局が凋落していったか~、を書く前に、私はさんざ悪態をついているのかもしれない。
いや、これも前説の役目と割り切っているのかも。
さて、この話、中味が本当にあるのだろうか。
次回を期待される方は、どうぞ期待して下さい。




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100以上の番組、ライブを中心としたイベント、舞台、映画など、専らクリエイティブな世界に身を置いて30年。
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せめてはその一部でも書き残そうと試しに作ったブログ。
いつまで続くかは皆さん次第。


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