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デジタルラジオはどうなる~V-Low政策を見直し?

久しぶりの書込み、18日も空いてしまいましたね。
この間、会社の東京事務所移転に伴う、もろもろの作業で精神的に集中できず、ブログを考える余裕がありませんでした。
まだ少し後作業が残っていますが、ちょっとゆとりも出てきたので、そろそろ何か書こうかなと思っていたところ、今朝の朝日新聞を見て、「おっ!」と思ってしまいました。
その記事の導入部がこれです。

文化放送、TBSラジオ、ニッポン放送などのAMラジオ局が、FMラジオへの移行を検討していることが27日、わかった。高層ビルが電波を遮るなどして聞こえにくいことなどから、AMの経営環境は悪化している。聞きにくさの解消を低コストで実現し、生き残りを目指す。災害時に強いラジオを重要視する政府もFM化を後押しする方針だ。


早い話、V-Low帯をデジタルのマルチメディア放送に割り当てると言う方針をやめ、AM局がFM局に移行するための帯域に使おうというのです。
つまり、デジタルではなく、アナログ放送用に使うのだそうです、へぇ~ではありませんか。
この朝日の記事が出る前に、23日の読売新聞もこう書いていました。
 

難聴解消や高音質を目指して検討されてきたラジオのデジタル化が、民放局の足並みがそろわず、全国規模での実施が困難になったことが22日わかった。(中略)実施には新しい端末の普及に加え、総額1200億円の設備投資が必要。深刻なラジオ離れの影響で、苦しい経営が続く民放局の中には難色を示す局が多く、NHKも消極的だ。


いきなり、何が起こったのかと思いませんか。
あれだけデジタルラジオに割り当てる、全国を分割しローカルなマルチメディア放送を行うと喧伝されていたのに。
ついでに、業界紙映像新聞にはこんな記事まであります。

 総務省は、アナログ放送終了後の空き帯域であるV-Low帯(90-108MHz)について、「放送ネットワークの強靭化に関する検討会(仮称)」(以下、検討会)を開催し、6月までに方向性をとりまとめる方針だ。現在、同帯域はマルチメディア放送に割り当てられているが、サービス実現のめどが立っていない。検討会では同帯域をAM局のFM移行に充てる案を検討するなど現政策を見直す。東北3県のアナログ放送が終了し完全デジタル化が完遂して1年。V-Low問題が決着に向け動き出す


昨日、その検討会やらの第一回会合が行われたようです。
2/22の総務省発表の資料の中にそれが書かれています。
ということで、何となく、これらの記事の流れがわかりますね。


AM局をFM局に移行させたいという勢力が、22日の総務省発表を機に表面化してきたということで、最初に読売が書き、27日の会合を経て朝日が記事にしたということのようです。
しかも、どちらもほぼこの線で動くだろうというニュアンスを伝えてきています。
いいのですかね、これ。


何しろ、エフエム東京のV-Lowマルチメディア放送への意気込みは尋常ならざるものがあります。
JFNを中心に各ブロックごとに地域のマルチメディア放送株式会社を設立しましたし、福岡を中心に実証実験等を繰り返してきました。
しかも、久しぶりにマルチメディア放送ビジネスフォーラムを組織、その総会を3/28に予定したと言うのに、まるでその動きに水をかけたような結果になってしまいました。
フォーラムの会員社、今も募集中のはずですが、さて参加される方々はこのニュースをどう思われているのでしょうか。


この間の話、断片的には私の耳にも入ってきていますが、今後どうなるのか予測もできません。
とりあえず、第一報的に本ブログを書いてみました。
皆さんの情報など、支障のない範囲で教えていただければ幸いです。



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100以上の番組、ライブを中心としたイベント、舞台、映画など、専らクリエイティブな世界に身を置いて30年。
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