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クリエイティブな時代~FM大阪にもかつてあったね

東祥高氏の訃報を書いたついでに、PSY'Sの松浦雅也君の話に触れました。
彼のことについては、ウィキペディアを参照してもらえればと思いますが、ここに書かれていないことは、彼が学生時代からFM大阪で活躍していたことでしょうか。
月~金曜日の夕方6時から始まるワイド番組「POP MUSIC STATION」のコーナーで、今は大御所になってしまった若宮テイ子さんと組んで活躍していました。
なお、リンクしているyoutubeの2分30秒頃には、松浦雅也君がDJのカトリーナとかけあっている場面がありますので、ご覧いただければ。
ついでにいうと、この映像はクリーブランドの放送局で放送されたもので、出演者のカトリーナが活躍していたFM大阪の番組などについて語っているものです。
これだけでも、FM大阪がワールドワイドな要素を持っていたFM局だということがわかるでしょう。(笑)


で、その番組の中で、ひときわ輝いているキャラクターが存在していました。
かぐや、といいます。
ハーモナイザーを使って、高音にピッチ変換した音声を出すキャラで、設定はガラの悪い女の子。
ある人がツイッターでかぐやのセリフを書いてくれました。
「勉強なんか~すーるーなー(アホぅ アホぅ アホぅ アホぅ)わーわー騒ぐなアホっ!ギャーギャーわめくなボケぇ!」
いやあ、乱暴なセリフですねえ。
かぐやが歌うFM大阪の住所の歌(♪郵便番号ゴ-サンレイ 大阪市北区中之島~さんのにのよん~FM大阪~♪)、インパクトがありすぎて、今も覚えている人が多いようです。
とはいえ、流れていたのが84年ぐらいですから、40代以上でないとわからないかもしれませんね。
で、ツイッターで、このセリフを書いた方、誰がこのかぐやの声をやっていたのか今も謎ですと書かれました。
確かに、当時ハーモナイザーは高価だったし、それを放送に使う局などはほとんどなかったでしょう。
そうです、この機材も東祥高が調達し、先日書いたニュートンスタジオで毎回録音していたのです。
で、誰がかぐやの声を出していたか、もうおわかりですね、本当、刺激的な放送局だったんですよ、かつてのFM大阪は。


後に大阪の偉大なる文化人として君臨した中島らもさんも、広告代理店に勤めながら、FM大阪でしゃべっていました。
最初は「中島らもの月光通信」で、1980年代の深夜の1時に、当時のミニコミ誌「プレイガイドジャーナル(ぷがじゃ)」をラジオにしたような番組でした。
当時のFM大阪の深夜は社員ディレクターが制作している番組が多く、サブカル的要素がぷんぷんする番組が並んでいました。
「上柴とおるのポップス・ア・ゴーゴー」「デーやんの音楽横丁」「ラジオ少年派」「チチ松村のミッドナイトきのこ列車」等々。
上柴君の番組は、山下達郎さんの番組とコンセプトが似ていて、とにかく珍しい音源を蘊蓄を交えて流す番組で、達郎さんも大阪に来た時は、必ずといっていいほどゲスト出演したという伝説的な番組。
デーやんは、クラシックを面白おかしく聞かせる番組で、笑いながら音楽知識が身につく番組。
少年派は、早い話私が作っていて、相当過激な話(大阪風モンティパイソン?)を交えるために、夜中によく抗議の電話を受け、宿直スタッフを悩ませたものでした。
最後のチチ松村さんの番組はこちらが参考になると思います。
なお、この番組の金字塔は、あの吉本新喜劇のテーマをチチ松村さんが確かアメリカのレコードショップで発見し、持ち帰ったそのレコードを初めてFM大阪で流したことでしょうか。
何がすごいといって、それを新喜劇のオープニングで流していた吉本が、それが何という曲で誰が演奏しているか知らなかったんですから。
ずっと昔に誰かがテープに録音し、それを繰り返し使っていたらしく、その曲名まで伝承されていなかったのです。
早い話、その間著作権も払わずに只で使用していたというわけです、ま、いい時代だったですね。


そういうことで、かつてのFM大阪は今なら驚くような放送を毎日流していて、今の当たり前の番組が当たり前のように流れるのとはまるで違っていたことは確かでしょう。
いつから、こんな停滞が始まったのでしょうかね。
ちょっと面白くなってきたので、かつてのFM大阪の番組について、また書きますね。
若い人にはバカバカしいことかもしれないけど、できる範囲でお付き合いいただければ嬉しいです。


こちらのブログもよろしければ参考に。






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100以上の番組、ライブを中心としたイベント、舞台、映画など、専らクリエイティブな世界に身を置いて30年。
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いつまで続くかは皆さん次第。


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