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蟷螂の斧というばってん

12月に衆議院選挙がある。
自民党と公明党の政権がまた生まれ、何故か残った民主党が連立するなんて言われている。
維新と石原慎太郎さんが合体し、メカロボがいきなり現れた。
で、この人たちが考えている日本の形態が何か恐ろしいというか、一緒にいたくないというか。
でも、日本という国で生活したければ、こういう人たちの支配の下で生きるしかないのかもしれない。
言っていることの中で、少しでもましな部分を選び出し、ああ、それなら仕方ないですね、よろしくお願いしますと頭を下げる。
上から目線の方々に対応するにはそれしかない。
まさか、反抗したら即逮捕ということはないかもしれないが、年金とか健康保険とか、いきなり剥奪されるかもしれないからね。


ある会社にあるとんでもない社長がおった。
自分の言うとおりにしない社員は罵倒し、思い通りにならなければバシバシ切って行った。
あげく、失脚。
当たり前だろ、オーナーでもない小物が虎の威を借りて何を馬鹿なことをするんだと思ったものだ。
ま、それはいい。
私が問題にしたいのは、その虎の威野郎にへいこらして、自分だけは何とか今の立場を守ろうとした連中。
おまえらが、もしその虎の威野郎に対抗していたら、救われた人々がどれだけいたことだろう。
救われなかった人々におまえらはどう向き合えるのか。
そうしないと、自分が救われなかったとでもいうのか。
自分を守るのが重要か、人を救うのが重要か。


すまない、人はみな弱者だと考えると、他人に覚悟を問うのは筋違いかもしれない。
わかるだろう、私が言おうとしていること。
宮澤賢治に「グスコーブドリの伝記」という童話がある。
自分の命を犠牲に、多くの人々を救う話。
自分の命と多くの人々の命が等価だと思えるか?普通。
多くの人々が命を失おうと、自分の命が残ればいいと思うのが人情ではないのか。
こんなのは、童話なのだから気にするな?


じゃ、この前の大戦で、死んでいった兵隊さんはどうなのか。
みんな、日本を守るために死んでいったと喧伝されている。
誰が、他人の命を守るために死にたいものか。
祖国を愛するがゆえ、そのために自分の命を捧げるのが尊い、そう信じなければ誰が二度と帰ることのない特攻の旅へ赴ける?
今、新しく台頭してきている勢力は、それをことさらに強調し、日本人ならああしろ、こうしろ、それができない奴は売国奴だ、チョンだ、チャンコロだと、恥ずかしげもなく吹聴する。
友達にはしたくない、変な比喩かもしれないが、「サウンドオブミュージック」で、トラップ大佐の長女の恋人がナチスの親衛隊になり、隠れているトラップ大佐たちを通報する場面を思い出す。
恋人よりも、祖国が大事なのか、お前はと思う人と、彼のやったことは当然だと思う人。
下手をすると、後者が増えそうだ、これからの日本は。


ちょっと考えてみてください。
本当に大事なことは何なのか、と。
で、ここである人のブログを紹介する。
既に、ツイッターには書いたことだが、タイトルは「霞が関公務員の日常」
という。
その中の次の部分。

自己責任を強調して弱者保護を敵視したり、公共事業の大盤振る舞いをしたり、重々しい国家を前面に出して国民の忠誠を求めたり、毅然とした強腰外交一辺倒で戦争責任すら否定したり、そういう政治勢力が勢いを増していると感じるだけに、なおさら。

安倍自民党総裁が好きな「美しい国」という言葉が象徴的だと思います。 怠惰なホームレスやニート、国家権力を毛嫌いする自由人、意のままにならない外国、日本の過去の戦争責任は、日本国を統治する人の目から見て美しくはないでしょう。

そういう美しくないものを排除して、統一感ある美しい日本を求めるか、美しくないものを丸ごと飲み込んで、多様で猥雑で騒々しい日本を求めるか。 私個人としては正直、後者の方が好きなんですよね。


後者が好きとか嫌いとかいう問題ではない。
どちらが本当に人は幸せかということだ。
多分、今の人は、幸せではないかもしれない。
だから、幸せな奴は許せないし、そこにふんぞりかえる奴はさらに許せない、なんて連中が目立ちはじめるのかもしれない。
でも、そういう連中が、何故に自民党という既得権集団の塊だった輩を支持できるのかが私にはわからない。


困ったことだ。
本当に、日本という共同体はこれでいいのだろうか。
私にできることは、とりあえず今の思いをブログに託すだけ。
人知れず、多くの人が不幸せになる社会が来ることに抵抗することだけ。
でも、いつまでできるのだろうか・・・。



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100以上の番組、ライブを中心としたイベント、舞台、映画など、専らクリエイティブな世界に身を置いて30年。
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せめてはその一部でも書き残そうと試しに作ったブログ。
いつまで続くかは皆さん次第。


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