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キーステーション・2

さてラジオの世界でキーステーション、キー局といっても、AMとFMでは微妙に違うようです。
AMでは、ネットワークというのは2つあり、一つはJRN,もう一つはNRNです。
ジャパンラジオネットワークとニッポンラジオネットワーク。
前者のキー局はTBSラジオ、後者は、ニッポン放送と文化放送のダブルキー局。
何か適当だなという感じですが、加盟社もやはり適当で、大阪の朝日放送、毎日放送はどちらのネットワークにも所属しています。
一言で言って、とてもゆるやかなネットワークですね。


これに反してFMのネットワークといえば、TOKYO FMをキー局とするJFN、ジャパンFMネットワーク。
J-WAVEをキー局とするJFL、ジャパンFMリーグというのも存在しますが、こちらはどちらかというと親睦的ネットワークと言えるかもしれません。


他にAMには、独立局としてラジオ日本、ラジオ関西、岐阜放送が存在し、東京での巨人戦などをネットしていますが、最近は巨人戦の商品的価値が下がり、あまり話題になることもなくなりましたね。今後、経営環境はますます厳しくなることでしょう。


FMには、独立系のFM局が東京や大阪の周辺に存在しています。
私が少し関わっている埼玉のNACK5もその一つですが、聴取率は大健闘しているものの売上はそれにあまりリンクしていないようです。
大阪のFM802も聴取率がいくらナンバーワンでも、思い通りには売上が伸びないのが現実。
ラジオ総体の売上は今後も減少すると予想されており、経営を担う方々の悩みは続いていくことでしょう。


さて、ここで少しJFN、ジャパンFMネットワークについて書いてみたいと思います。
JFNに加盟している局の特徴、それは基本的にラジオ単営であり、その経営的基盤はそれほど安定していないということです。
AM局の大多数はラテ兼営局、すなわち一つの放送局がラジオもテレビも運営しており、少々ラジオの売上が厳しくともテレビが安定であれば経営陣はそれほどあたふたしなくてもいいと考えられます。
MBSのたね蒔きジャーナル事件の時に書いたことと関連しますが、MBSとしてはテレビが優先、ラジオがどれだけ話題になろうとも、テレビの経営を揺らがせるような番組をそのままにはできないというのも、そう言った側面があるといえましょう。


ま、そういうことで、AM局はさほどキー局の動向に振り回されることもなく自主的な編成が可能ということになりますが、FM局はそういうわけにはいきません。
一部の局を除けば、キー局のTOKYO FMがJFN加盟局の生殺与奪の権を握っていると言っても過言ではないでしょう。
JFN加盟局は一致団結してTOKYO FMの方針に従いましょう、という声さえ聞こえてくるようでした。
私のような関西出身のあまのじゃくは、何か釈然としなかったりすることが多かったのですが、多数の意志に渋々従う一人であったような気がします。
JFNの意向だから従えと言われても、それ、単なるTOKYO FMのエゴじゃないの?なんて思ったものです、あまり大きな声では言えませんが。


でも、仕方がないと言えばそうだったと思います。
ローカルのFM局がキー局のTOKYO FMなしで生きていくのは不可能だったでしょう。
私のもう一つのブログ「フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編」で、FM大分を例にあげて書いています。
FM大分の試みはある意味評価したいところもないことはないのですが、単純に世間知らずと言われても反論できなかったのではと思います。
大分県には、大分放送というラテ兼営局があるものの、それ以外にラジオ局はないのですから、FM局が一局ぐらい増えても経営はできるはずと考えられたのでしょう。
何しろ、FMはブームでもあったわけですから。


しかし、大きな誤算が一つありました。
ナショナルスポンサーの出稿は、TOKYO FMを通じてしかなされなかったということです。
これらは主要な広告代理店が差配し、TOKYO FMを通じて分配するというスキームができていました。
FM大分がナショナルスポンサーがほしければ、このスキームに入るしかなかったのに、東京や大阪、名古屋の新局が成功しているのを見て、大分でもそれが実現可能だと思ってしまったのです。
広告代理店の立場に立てば、おとなしくJFNの傘下に入っていれば分配できたのに、独自に出稿を要請されても手間がかかるだけで金にならないというのは自明でしょう。


広告代理店の人が、嘆いていたのは当たり前でした。
大分のFM局が24時間を自社制作するなんて無茶としか言いようがなかった、ま、そういうことを今又思い出してしまいました。
さて、少し話しがとっ散らかりはじめたようなので、ちょっと頭の整理をしなおしてから、この続きを書こうと思います。
ということでまた、次回。





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JFN系列のFM局は番組編成の自由度がひくすぎるとおもいます。AM局ならTBSラジオ、ニッポン放送、文化放送から番組をえらべますが、JFN系列のFM局はほとんどTFMからしかえらべません。

FM局でも在京ラジオ局の番組を放送できるようになればちがってくるのですが。

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100以上の番組、ライブを中心としたイベント、舞台、映画など、専らクリエイティブな世界に身を置いて30年。
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