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シリーズ 広告代理店・9~私の愛した代理店・2

電通さんの2011年「日本の広告費」が発表されました。
それによりますと、広告費の全体は5兆7096億円、前年比97.7だそうです。
震災の影響で数字は減少していますが、全体としては現状維持という結果ではなかったでしょうか。
そんなに悲観的になる必要はない、広告関係者の皆さんにはそう私の意見をお伝えしておきます。


ただ、ラジオ関係者にはちょっと辛いお知らせを。
2008年には、ラジオ広告費は1550億円、その後2009年、1370億円、2010年、1299億円、2011年、1247億円となると、これどうよ、という気になりますね。
どう見ても、ラジオの現状は時代から少しずつ取り残され始めているという印象しか見えませんね。
大丈夫だ、ラジオはまだまだポテンシャルがある、なんて私の古巣の方も宣言されているようですが、大丈夫ですか、これ?
何か、禿げ始めたオジサンが虚勢をはっている姿に似ているなんて書くと、失礼ですかね。
リアップとかスカルプとか、大丈夫じゃないわよなどというカツラ関係のCMがありますが、どれも決め手なし。
禿につける薬がないように、ラジオにも・・・、ま、杞憂でなければいいのですが。


さて、気分をガラッと変えて、私の愛した広告代理店の2回目。(え?そんなタイトルだった?)
交通事業社と大毎広告の方の話をしましたが、毎日新聞系といえば、毎日広告社の方にもお世話になりました。
といっても、この毎日広告社、名前を毎日新聞からお借りしているだけで関係はないということでした。
東京にある毎日広告社とも何の関係もありません。
私が担当した時は、全く扱いはありませんでしたが、ある開発関係のグループ企業をクライアントとしてお持ちだったため、大阪デザイナー学院とか東条湖ランドなどの単発スポットをいただくようになりました。
そのお返しといっては何なのですが、たまたま私の高校時代の同級生が入社したこともあり、私が開拓したクライアントの扱いをお願いしたりしました。
ただ、経営者の方が、出入業者との関係に厳しく、私的なつきあいを仕事上禁じておられたので、基本的にビジネスライクにしか付き合えませんでしたが。(一緒に酒を飲むなど、ご法度でした。今もそうなのでしょうかね。)


それからビッグショット(現クオラス)も思い出深い代理店です。
ビッグショット、フジサンケイグループの代理店で、音楽業界に強かったですね。
大阪事務所には少し年配の方がひとりおられたのですが、何となく面白い人で時間があればよく遊びに行きました。(事務所は阿波座にありました。隣にはポニーキャニオン、フォーライフの事務所もあり、時間つぶしには事欠きません。)
ゴルフの好きな人で、何度かご一緒したことも。
アメリカに行き、ホールドアップにあって、所持金みんな持っていかれたとか、色んな武勇伝のある人でしたね。
こちらも担当した時は、全く扱いはありませんでしたが、何だかんだとやっているうちにスポットの発注がちょこちょこ出てくるようになりました。
最終的には1度に200万のスポット発注が。
この話、色々教訓になるところもあるので、また別の項で話したいと思います。


そして、大栄広告社さんの方の話も忘れることはできません。
10人規模の小さな代理店でしたが、ネットで調べても今は出てきません。(東京の別会社はあるのですが。)
当時の常務さんがなかなかの趣味人で、何故か私をかわいがってくれました。
多分、常務さんの趣味と私の趣味にクロスするところがあったのでしょう。
ある時、昼ごはん一緒に食べよう、梅田の地下街においでと誘われました。
何かすごいところでご馳走してもらえるのかなと思って、ルンルン気分で行ったところ、地下街のトイレのそばにある狭いカレー屋さんに連れて行かれました。
その店の名は「ピッコロ」。
今でこそ、ピッコロは有名で、店も色んなところにありますが、その時は多分そこだけ。
常務曰く、ここのカレーはうまいよ、これからきっと流行るはずだ。
確かに、その後話題にどんどんなって行きました。
でも、味的には私はピンと来ませんでしたね。
私、あんまりカレーが好きじゃなかったからなんでしょうが。


ま、そういう趣味人の常務さんにはクライアントさんも色々ご紹介いただきました。
商売になったのは、心斎橋筋の一本裏にあった「毛皮のリンクス」さんでしょうか。
毛皮のエンバとかが安売りを始めて、女性の間にちょっとしたブームになっていました。
で、毛皮のリンクスさんの大将が、加山雄三のファンとかで、サンケイホールでのコンサートのポスターにはいつも協賛されておられました。(常務さんが提案されたそうです。それなりの信用も獲得されていたようです。)
で、加山雄三さん情報などを適当にふくらましながら、私がFM大阪のスポットを大将と奥様に提案させていただきました。
ま、それぐらいやったらええでしょ、うちは100万とか200万の毛皮を売っているんやから、かまへんよと嬉しいお返事。
夜の11時台の20秒スポット、週3本で月35万円、冬の3ヶ月間という条件だったと思います。
あの毛皮のお店、まだあるのでしょうか。


などと書いていると、当時書いた営業日誌が出てきて、しばらく読んでおりました。
ああ、ラジオ局の営業マンとして苦労していたんだなと、しばし実感。
というわけで、今回で思い出話はやめようと思っていましたが、後1回続けることにします。
まるで私の備忘録みたいなブログになってしまいましたね、お許しあれ。







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100以上の番組、ライブを中心としたイベント、舞台、映画など、専らクリエイティブな世界に身を置いて30年。
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せめてはその一部でも書き残そうと試しに作ったブログ。
いつまで続くかは皆さん次第。


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